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Windowsでリモートデスクトップ接続時に資格情報を聞かれる時の対応方法について

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本記事対象者
リモートデスクトップ接続時に資格情報を聞かれる時の対応方法について知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

Windowsでリモートデスクトップ接続に「資格情報」を保存しているにもかかわらず、

「リモートコンピューターのIDを完全に確認できないので、リモートコンピューター<ホスト名>へのログオンの保存された資格情報の使用はシステム管理者により許可されていません。資格情報を入力してください。」

お使いの資格情報は機能しませんでした
と表示され、リモートデスクトップ接続に失敗することがあります。

ithinkit

接続元サーバ接続先サーバ管理者は俺じゃーーーーい!!!

思わずツッコミたくなる衝動を抑え、大人しく毎回資格情報を入力していたのですが、ようやく対応方法が判明しました!
こんなときはローカルグループポリシーで「資格情報の委任を許可」すれば良いです。

リモートデスクトップの度にパスワード求められる場合の対応

HTLMのみのサーバ認証で保存された資格情報の委任を許可

「ファイル名を指定して実行」にて「gpedit.msc」と入力。
ファイル名を指定して実行でgpedit.msc
グループポリシーエディタで、[コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] – [システム] – [資格情報の委任] とたどって、
「NTLMのみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する」を選択します。
資格情報の委任を許可するを選択
そして「有効」にチェックを入れ、「表示するコンテンツ」ボタンにて必要に応じた設定を行います。
表示するコンテンツボタン
特定の接続元からのみアクセスを許可する場合)
特定の接続元からのみアクセスを許可
すべての接続元からのアクセスを許可する場合)
すべての接続元からのアクセスを許可
設定が完了したら「OK」を押下し、状態が「有効」になることを確認します。
資格情報の状態が有効

gpupdateコマンド実行

コマンドプロンプトを起動し、gpupdateコマンドを実行してグループポリシーの最新化を行います。

gpupdateコマンド実行

gpupdate
注意

gpupdateコマンドが正常に完了しない場合は「/force」(強制オプション)を付与してみてください。

gpupdate強制コマンド実行

gpupdate /force

「/force」(強制オプション)でもダメならサーバー再起動してみてください。

リモートデスクトップ資格情報の再設定

ローカルグループポリシー設定完了後、リモートデスクトップ資格情報の再作成を行います。
いったん削除して作り直してください。
リモートデスクトップ資格情報の再作成
これで「リモートコンピューターのIDを完全に~」と資格情報を聞かれることなくログイン可能になります。

ithinkit

ローカルグループポリシーで「資格情報の委任を許可」。
知っとくと便利なので覚えておいてください!

意外と知らないリモートデスクトップの終わらせ方。
リモートデスクトップの終了方法。セッション継続なら×で閉じること

リモートデスクトップ出来ないときはこちら。
リモートデスクトップ接続出来ないときに確認したい8つの項目

以上、あいしんくいっとでした。

2 COMMENTS

nomura

途中の文章にて、「資格情報の委任」が、「視覚情報の委任」になっていました。

返信する
あいしんくいっと

指摘ありがとうございます!
修正しました。

返信する

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