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Hyper-V上の仮想マシン時刻同期(NTP)先を外部サーバに変更する方法

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本記事対象者
Hyper-V上の仮想マシン時刻同期(NTP)先を外部サーバに変更する方法を知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

Hyper-V上に構築した仮想マシンであるADドメインコントローラのNTPの向け先を「ntp.nict.jp」にしたい。
なので、NTPの設定を変更することにします。

Hyper-V上の仮想マシン時刻同期(NTP)先を外部サーバに変更する方法について

では、Hyper-V上の仮想マシンのNTP向け先変更の流れを書いておきます。

STEP.1
仮想マシン統合サービス「時刻の同期」を無効化
STEP.2
NTPサーバ向け先変更
STEP.3
w32timeサービス再起動

といった感じになります。

デフォルトだとHyper-Vと時刻同期

仮想マシンの時刻同期はデフォルトの状態だと、Hyper-Vと時刻同期するようになっています。
この時刻同期先を「ntp.nict.jp」に変更することにします。
w32tmコマンド実行結果

これで仮想マシンの時刻同期先が「ntp.nict.jp」に変更されるはず。
w32tmでNTPサーバー設定

だが、しかし。
仮想マシンの時刻同期先を改めて確認するもなぜか「ntp.nict.jp」に変更されず。。。
w32tmコマンド実行結果

仮想マシン統合サービスの時刻同期を無効化

ithinkit

一体なぜなんだ〜!?

調べたところ、どうやらHyper-V仮想マシンはデフォルトだと「統合サービス」という機能でホストと時刻同期させられていることが判明。
なので、「統合サービスによる時刻同期」を無効化する必要があるらしい。

というわけで、さっそく変更してみる。

統合サービスの時刻同期は仮想マシンのプロパティから簡単に無効化出来る。
時刻の同期のチェック外すだけ。
結合サービスの「時刻の同期」のチェック外す

NTPサーバ向け先変更

気を取り直して再度、NTPサーバの向け先を変更し、
w32tmでNTPサーバー設定

仮想マシンの時刻同期サービス(w32time)を再起動し、設定を反映させる。
時刻同期サービス(w32time)再起動

再度、仮想マシンの時刻同期先を確認すると、同期先がntp.nict.jpに変更されたことが確認できました。
w32tmコマンド実行結果


Hyper-V上の仮想マシンはデフォルトだとHyper-Vホストと時刻同期するように設定されています。
仮想マシンの時刻同期先を変更するなら、仮想マシン統合サービスの時刻同期を無効化してからNTPの設定変更を行う必要があります。

ithinkit

Hyper-V上の仮想マシンの時刻同期先を外部サーバにするときは、仮想マシン統合サービスの「時刻の同期」は無効化するようにしましょう。

以上、あいしんくいっとでした。

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