あいしんくいっとオススメ商品レビュー

【ESXi】仮想マシンのデータストアを移動する簡単な方法

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

vCenter環境であれば、sVmotoinで仮想マシンのデータストアを簡単に移動させることが可能。vCenter Converterでも可能ですが、ちょっと手間考えると面倒。
VMware vCenter ConverterでP2Vを試してみた結果!

vCenterサーバーがない無償ESXi環境だとなおさら。
仮想マシン設定の編集画面

ithinkit

仮想マシンをデータストアごと移動させたい。

というわけでESXi単体で仮想マシンのデータストアを変更する方法について書いておきたいと思います。

ESXiの仮想マシンデータストア変更の流れ

仮想マシンのデータストアを変更する手順は以下の通り。

注意書きにもある通り、ISOマウントやスナップショットは取り除いておいてください。
仮想マシンのデータストア移動の流れ

STEP.1
仮想マシンシャットダウン
STEP.2
インベントリから登録解除
STEP.3
データストアブラウザで仮想マシンを移動
STEP.4
インベントリに登録
STEP.5
仮想マシン起動
注意
  • ISOがマウントされてないこと
  • スナップショットがないこと

ESXiの仮想マシンデータストア変更手順

HostClientでESXiホストへ接続し、インベントリから仮想マシンを登録解除します。
HostClientから「登録解除」

「次の仮想マシンを登録解除しますか」の問いに「はい」を選択。
次の仮想マシンを登録解除しますかのポップアップ

データストアブラウザから移動対象の仮想マシンフォルダを選択して「移動」を押下。
(フォルダを選択して移動させることで中のファイルもあわせて移動可能)
データストアブラウザ「移動」

データストア「SSD-DataStore」から「SSD-DataStore2」へ移動。
ターゲットの選択

「最近のタスク」でデータストア移動処理の進捗状況を確認することが可能。
「最近のタスク」でデータストア移動処理の進捗状況を確認

データストア移動処理が正常に完了することを確認します。
「最近のタスク」でデータストア移動処理の完了確認

Point

30GBの仮想マシンを移動させるのに5分程度かかった。

「SSD-DataStore」にあったrhel8(仮想マシン)を「SSD-DataStore2」へ移動することが出来た。
データストアブラウザで仮想マシンフォルダの移動確認

移動した仮想マシンフォルダにある「仮想マシン.vmx」を右クリックし、「仮想マシンの登録」を選択。
データストアブラウザで「仮想マシンの登録」を選択

インベントリに仮想マシンが登録されることを確認。
インベントリに仮想マシンが登録されることを確認

初回起動時、質問への回答が出力されるので「移動しました」を選択して「回答」をクリック。
質問への回答ポップアップ

Point

質問への回答について)
「コピーしました」を選択するとvmxファイル内のUUIDが変更される。
「移動しました」を選択するとvmxファイル内のUUIDが変更されない。
どちらか不明な場合は「コピーしました」を選択するのが無難。

仮想マシンが正常に起動すれば、データストア移行は完了。
仮想マシン起動コンソール画面

仮想マシンのプロパティを確認すると、データストアが変更されていることが確認出来た。

MEMO

基本的には上記手順でデータストア変更可能ですが、中にはエラーで移動出来ない仮想マシンもありました。
スナップショット無し、ISOマウントも取り除いたんだけどな。(原因不明)

ithinkit

仮想マシンのデータストア移動は慎重に!

以上、あいしんくいっとでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)