Macの「場所が変更された項目」フォルダは削除しても良い？対処法は？

ども。あいしんくいっと（@ithinkitnet）です。

ふと気が付くと、デスクトップ上に「場所が変更された項目」というフォルダが。

「デスクトップには何も置かない」というポリシーでMacを使っているので気になりだすと止まらない。

MacBookProのデータ移行方法はこちら。
Macでデータ移行する方法。移行アシスタントを使ってピアツーピアで

「場所が変更された項目」フォルダの正体

「場所が変更された項目」フォルダとはいったい何なのか？調べたところ、Apple公式サイトに記載がありました。

MacをmacOS Catalinaにアップグレードするときは、すべてのファイルとデータが検証され、それらが有効で正当なものであり、損傷がなく、正しい場所にあることが確認されます。新しい場所に移行できなかったファイルは、「場所が変更された項目」フォルダに格納されます。「場所が変更された項目」フォルダは、「ユーザ」フォルダ内の「共有」フォルダにあります。「場所が変更された項目」フォルダには、フォルダ内に格納されたファイルの取り扱いについて説明しているPDF書類もあります。

参考
MacでmacOSをアップグレードした後に「場所が変更された項目」フォルダが表示される場合support.apple.com

どうやら、MacOSをアップグレードしたタイミングでセキュリティ上、何らかの理由で配置出来なかったファイルが、この「場所が変更された項目」フォルダに放り込まれるらしい。

実際フォルダの中を覗いてみるとlpdfがあり、詳しい内容を知ることが出来ました。

最高のシステム権限使って勝手に元に戻してくれたら良いものを・・・。
さて。どうしたものか？

「場所が変更された項目」は消しても良いのか？

Macのデスクトップに出来るだけ何も置きたくないんですよねぇ。

とりあえず、場所が変更された項目フォルダ内に“何があるのか”を確認してみる。

すると、[構成] – [etc] フォルダの中に「profile.system_default」というファイルがあり、中を覗くと以下の内容が記載されていた。

（こちらが意図して配置してたファイルはアップグレード後には削除されてた）

この「場所が変更された項目」フォルダを消しても良いのかネットで調べるも明確な答えはなかった。

そもそも、人によって中に入ってるファイルが異なるのだろうから、一概に削除しても良いという判断は下せないんだろうなぁ、と勝手に推測。

とは言え、デスクトップ上にフォルダがあるのは邪魔以外何者でもない。見た目もブサイク。

「場所が変更された項目」を移動させる！

私が行った対処法。
それは、

というもの。

変にフォルダ削除しておかしくなったら面倒だし。
エンジニアやってきた経験上、「何かあったら戻せるようにしときゃ問題ないでしょ？」っていう判断が妥当かな、と。

「疑わしきは移動して保管せよ」って逃げw

何か問題が発生したら、元の場所（デスクトップ？）に戻したら良いんだし。

移動してみるも特に問題なし

とりあえず、「場所が変更された項目」フォルダをデスクトップから別の場所に移動して使ってますが、今のところ何の問題も出てません。

書類フォルダの中に移動

デスクトップ上に訳のわからんフォルダ置いとくのは嫌だったので、とりあえずキレイになって満足！

「場所が変更された項目」の実体はエイリアス

macOSアップデートするとデスクトップに出来る「場所が変更された項目」ですが、どうやらエイリアスであることがわかりました。

エイリアスというのは、Windowsでいう「ショートカット」みたいなもので実体は別のところにあるみたいです。

試しに場所が変更された項目を右クリックで「オリジナルを見る」としてみたところ、実体が表示されました。

フォルダ群は削除していいのか結局判断つかず・・・。

とりあえず、デスクトップに出来る「場所が変更された項目」はエイリアスなので削除して問題なし。実体の削除は自己責任ってとこでしょうか。

Macのユーザーアカウント名を変更する方法
Macでユーザーアカウント名を変更する方法

以上、あいしんくいっとでした。