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Linux系OSで「rm -rf /」を実行するとこうなる!試してみた

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本記事対象
Linux系OSで「rm -rf /」を実行するとどうなるのか?試してみた結果が知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

ithinkit

バルス(rm -rf /) カタタタ・ターン!
注意!
はじめに。
本記事は完全にネタ記事です。本番環境のLinuxサーバーでrmコマンドを実行すると完全に壊れて復旧出来なくなってしまいます。絶対に実行しないでください!(「んじゃ、書くなよ!」って言わんといてw)

エンジニアのあいだで語り継がれる「rm -rf /」という有名なLinux滅びのコマンド。
ある意味、超メジャーな伝説的コマンド。

滅びのrmコマンド

rm -rf /

少しでもLinuxかじったことある人に尋ねると「あぁ。あのやべぇコマンドね」っていう回答がかえってきますw
最近はrmにオプションつけたコマンドですね。

真・滅びのrmコマンド

rm -rf / --no-preserve-root

rmコマンドに「–no-preserve-root」オプションを付与することでサクッとOSクラッシュ出来る!

注意

非常に危険なので本番環境では絶対実行しないように!

ただ、構築プロジェクトで行き詰ってきたりするとふいに、

ithinkit

この野郎(RHEL)!ぶっ壊してやる!

という衝動に駆られ、禁断のコマンド「rm -rf /」を実行したくなる時があります(笑)
さすがに本番環境だと怖くて実行出来ないので検証環境で「rm -rf / 」を実行してみたいと思います。

ithinkit

良い子は真似しないようになw
検証環境:
RHEL(RedHatEnterpriseLunux)7.6
RHEL(RedHatEnterpriseLunux)8
CentOS6

VMwareなESXiで「rm -rf /」を実行すると一発でクラッシュ出来る!
ESXiで「rm -rf /」を実行するとどうなるのか?

Linux系OSで「rm -rf /」を実行するとこうなる!

RedHatEnterpriseLunux7.6でrmコマンド実行

では、RHEL7.6で「rm -rf / 」を実行してみたいと思う。

ithinkit

rmコマンド実行!

rm: `/’ に関して再帰的に操作することは危険です
rm: このフェイルセーフを上書きするには –no-preserve-root を使用してください

警告メッセージが表示された。
rmコマンド実行警告メッセージ

警告メッセージ通り、「–no-preserve-root」オプションを付与して実行してみると、
削除祭りが始まったw
rmコマンド実行結果

宴が10分ほど続いたあと、何事もなかったかのように応答が返ってきた。
実行完了したrmコマンド

ただ、すでにOSは壊れていたw
基本的なコマンドすら、実行出来なくなっていた。
コマンド実行エラー

本番サーバでこうなってしまうと、荷物まとめて失踪するレベル・・・。

ithinkit

お、俺、気分悪いんで帰ります!(そそくさ)

てか、SSH接続が継続されることに驚き。

パワーオフして再起動するも、OSが起動してくることはなかった。
OS起動しない

RedHatEnterpriseLunux8でrmコマンド実行

日本の商用系Linuxの代名詞「RHEL(RedHatEnterpriseLunux)8」。
では、RHEL8でも「rm -rf /」を実行してみる。
南無さん!
rhel8でrmコマンド

RHEL7の時と同様。「–no-preserve-root」オプションを付与せよとのこと。
「--no-preserve-root」オプション付与メッセージ

なので、オプション付与してrmコマンドを実行してみると、また宴が始まったw
RHEL8でrmコマンド

「〜削除できません」と出力されるものの、消せるものはガッツリ消されている模様。
5分ほど宴が続いたあと、何事もなかったかのようにプロンプトが返ってきた。
RedHatEnterpriseLunux8でrmコマンド実行完了

プロンプト応答が返るとRHEL7同様、コマンド類が一切使えなくなっていた・・・。

ithinkit

Oh。神よ!
  • RHEL7も8も単純に「rm -rf /」を実行しただけで削除は行われない仕様になっている模様

CentOS6でrmコマンド実行

RHELのクローンOSである、CentOS6でrmコマンドを試します!
CentOS6でrmコマンド

ほう。6.x系でもrmコマンド弾かれるんですね。

でも、「–no-preserve-root」オプションを付与して実行すると、
CentOS6でrmコマンド「--no-preserve-root」オプション付与

他のLinux同様にぶっ壊れますw
ただ、RHEL7/8と挙動が違ったのは、「SSH接続が切れてしまった」ということ。

ithinkit

どうでもいいと思うでしょ?ほんと、どうでも良いw

/(root) 以外は簡単に削除可能

簡単にOSを逝かしたい時は/(ルートパーティション)以外を狙いましょう。「chown -R」や「chmod -R」とかでも逝けますけどね。

/(ルートパーティション)以外はrmコマンドオプションなしで簡単に削除できます。
rmコマンドで/(ルートパーティション)以外削除

/usrを削除してしまうとコマンドが使えなくなるのでおすすめw(何のおすすめやねんw)
rmコマンドで/usr削除

とりあえず、OSぶっ壊しても何も解決しないので、真似しないように!

ESXiで「rm -rf」を実行してみた良ければ是非!
ESXiで「rm -rf /」を実行するとどうなるのか?

ithinkit

rmコマンド実行時の参考まで

以上、あいしんくいっとでした。

2 COMMENTS

とむ

全部消さなくても
rm /etc/passwd
shutdown -r now
でOSは死にますよw

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あいしんくいっと

おっしゃる通り、OS破壊する方法っていくらでもありますね。
[root@rhel8 ~]# rm -f /etc/passwd
[root@rhel8 ~]# systemctl reboot

あ、OS起動してこない。楽に潰せますねw
rhel8-rm-passwd
お亡くなり確認出来ましたw

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