この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
ithinkit
例えば、GPOで下記のようにフォルダーリダイレクトを設定したとします。
フォルダリダイレクトをGPOで設定する方法はこちら。
フォルダーリダイレクトをGPO(グループポリシー)で行う方法
フォルダーリダイレクト先であるhomeフォルダ以下を各ユーザごとに2GBでクォータ制限したい。
こんな時はファイルサーバーリソースマネージャーを利用してクォーター設定することが出来ます。
クリック可能な目次
フォルダーリダイレクト先をクォータ制限設定
では、リダイレクト先をクォータ制限したいと思います。
今回のフォルダーリダイレクト先はサーバのDドライブのhomeというフォルダ(D:\home)になります。
そのサーバのファイルサーバーリソースマネージャーを開きます。
左メニューより、[クォータの管理] – [クォータ]と選択し、右クリック「クォータの作成」をクリックします。
クォータのパスを「D:\home」とし、「既存と新規のサブフォルダに自動でテンプレート適用とクォータ作成を行う」をチェック、
「クォータのテンプレートからプロパティを取得する(推奨)のリストから任意の制限を選択します。
(テンプレートは作成、カスタマイズ可)
こうすることで、D:\home以下に作成されるフォルダーリダイレクト用ユーザ領域にクォータ制限がかかります。
ユーザがフォルダーリダイレクトしたタイミングでクォータ設定が自動で行われます。
ユーザごとにクォータ値は変更可
クォータのプロパティの編集を行うことで、「Aユーザは2GB、Bユーザは3GB」といったような制御も可能です。
ここではred1ユーザは1GB、red2ユーザは2GBといった制限をかけています。
(設定は即時反映される)
クォータ制限をかけることで限りあるリソースを有効に活用することが出来るので、ファイルサーバーリソースマネージャーでのクォータ制限設定はおススメです!
クォータ設定を超えてデータコピーをしようとすると、以下の警告ポップアップが表示されてコピー出来なくなります。
ファイルサーバーといえど限りある資源ですからね。好き勝手使わせるとすぐにディスク容量が枯渇してしまいます。
なので、1ユーザーあたりの最大値をクォータ制限かけておくことで安定したファイルサーバー運用が出来ると思います。
ithinkit
以上、あいしんくいっとでした。