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ESXi6でesxcliコマンドを使ってシスログ転送設定する方法

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本記事対象
ESXi6でesxcliコマンドを使ってシスログ転送設定する方法を知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

ESXiのシステムログは一定時間が経つと削除されてしまいます。
システムログにはエラーをはじめ、色々な情報が出力されています。
そのため、シスログサーバなどにログ転送して溜めておけば障害時などの対応がスムーズになります。
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というワケで、今回はesxcliコマンドを使ったシスログ設定について書いておきたいと思います。
esxcliコマンドを使えば、コマンドを数回打ち込むだけでシスログ転送設定が簡単に完了出来ます。

注意

前提としてシスログサーバが準備されていることとします

ESXi6でesxcliコマンドを使ってシスログ転送設定する方法

シスログ転送設定手順

  • 転送先のシスログサーバ設定
  • # esxcli system syslog config set –loghost=’udp://192.168.11.200:514′

  • 設定確認
  • # esxcli system syslog config get | grep "Remote Host"
     Remote Host: udp://192.168.11.200:514
  • シスログ転送用ファイアウォールポートの開放
  • # esxcli network firewall ruleset set –ruleset-id=syslog –enabled=true

  • シスログ転送用のファイアウォールポートの開放確認
  • # esxcli network firewall ruleset list | grep syslog
    syslog true
  • hostdログレベルの変更(verbose⇒Warning)
  • デフォルトのログレベルは「verbose」となっており、大量のログが転送されてしまうので、「Warning」以上に変更します。
    /etc/vmware/hostd/config.xmlに以下を追記します。

    
        <!-- default log level -->
          <!-- <level/> -->
          <level>Warning<level/> ←追記
  • syslogの設定反映コマンド
  • # esxcli system syslog reload

  • ログ転送確認
  • 実際にシスログが転送されていることを確認します。
    loggerコマンドとか使えば、確認が捗ります。

    logger -p <ファシリティ>.<プライオリティ> “出力メッセージ”

    コマンド例)

    logger -p local5.warn "Warning test messages"にてESXiのログが受信出来たことを確認

    どうですか。
    esxcliコマンドを使えば、パッとシスログ転送設定が出来てしまうので非常に便利です。
    ぜひ、お使い下さい。

    以上、あいしんくいっとでしたU・x・U

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