この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
前に「ESXi6で仮想マシンをカンタンにコピーする方法について」といった記事を書きました。
ESXi6で仮想マシンを簡単にコピーする方法について
その後、ネットワーク設定周りを確認したところ、MACアドレスはキチンと変更されていたので、「IPアドレスのみを変更すれば良い」ということが分かりました。
なので、今回は仮想マシンコピー後の作業について書いておきたいと思います。
あくまで個人的な検証しかしていないので、本手順を行う場合は自己責任でお願いします。
クリック可能な目次
仮想マシンコピー後に行う作業について
コピーした仮想マシンを普通に起動させるとIPアドレスが同じなので「IP競合」してしまいます。
なので、コピーした仮想マシンの「NICアダプタ」のチェックを外して起動させ、コンソールから作業して下さい。
仮想マシンにてMACアドレス変更確認
MACアドレスがキチンと変更されていることを確認します。
# ip a | grep link/ether
link/ether 00:0c:29:2d:66:d2 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
# ip a | grep link/ether
link/ether 00:0c:29:dd:18:f1 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
コンソールにて確認
vSphereにてMACアドレス変更確認(GUI)
コピー元とコピー先で別のMACアドレスが設定されていることを確認します。
コピー先)
見る限り、バッチリ変更されています。
何のため、ESXi側で払い出されたMACアドレスと仮想マシン側に割り当てられたMACアドレスが一致することも見ておきます。
IPアドレス変更
今のままだと、「コピー元とコピー先のIPアドレスがバッティングした状態」ですので、コピー先のIPアドレスを任意のものに変更します。
nmcli c modify 接続名 ipv4.address IPアドレス/サブネットマスク
# nmcli c modify eno16777984 ipv4.address 192.168.11.126/24
CentOSのIPアドレス設定変更については以前の記事を参考してください。
CentOS7のIPアドレスを変更する手順について(恒久的/一時的)
NICアダプタのチェック入れて仮想マシン起動
作業前に外しておいたNICアダプタのチェックを入れてコピーした仮想マシンを起動させます。
コピー元、コピー先それぞれで正しいNW設定になっていることを確認してください。
接続確認
仮想マシンに接続できることを確認します。
コピー元、コピー先とも正常に接続出来ることを確認します。
無償版ESXi環境で仮想マシンのデータストアを変更する手順。
【ESXi】仮想マシンのデータストアを移動する簡単な方法
いかがでしたか。
仮想マシンをコピーした後は今回の手順を必ず行うようにしてください。
以上、あいしんくいっとでした。
ESXi6で仮想マシンを簡単にコピーする方法について