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ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
ithinkit
Linuxを使っているとrootユーザのパスワードを忘れてしまうことがあります。
本番環境ならまだしも、検証環境であったらrootユーザのパスワードの扱いも適当になりがちですからね(笑)
と言うわけで、今回は「CentOS7でrootユーザのパスワードを忘れてしまった場合の対応」について書いておきたいと思います。
CentOS6.xといった旧来のように「シングルユーザモードでログインして~」といった手順とは多少異なる手順になってます。
試した環境はCentOS7.1
rootパスワード変更手順
GRUB2起動画面で編集
以下のカーネル選択画面で「e」を押して「編集モード」に入ります。
編集画面で「linux16」から始まる行を以下のように編集します。
編集前)rhgbとLANG=ja_JP.UTF-8の記載を削除
編集後)rw init=/bin/shと追記
(英語キーボード入力になるので”=”は^ボタン)
編集完了後、「Ctrl」 + 「x」で起動させる。
rootユーザのパスワード変更
コンソールが起動してきたら、rootユーザのパスワードを任意のものに変更。
# passwd
rootユーザのパスワード変更が完了したら、以下のコマンド実行。
exec /sbin/init
変更したrootユーザのパスワードでログイン
通常モードで起動してきたら、変更したrootユーザのパスワードでログイン出来ることを確認。
rootユーザでログイン出来たらOK。
ithinkit
今回紹介した手順を頭に叩き込んでおきたいですね~♪
MariaDB10系のrootパスワードを忘れた場合の対応。
MariaDB10でrootパスワードを初期化する方法。5.x系とは手順が異なるので注意!
以上、あいしんくいっとでした(‘◇’)ゞ
初めまして。
自宅でcentosによるファイルサーバーとadサーバーの構築を勉強してます。
adサーバーを設定している際、/etc/pam.d/配下のファイルを修正する必要があったのですが、間違った修正をしてしまったようで、
すべてのユーザーでログイン不可になってしまいました(rootユーザーも・・・)。
そこで、こちらのページを参考にしてrootユーザーのパスワードリセットを試みたのですが、項目「パスワードを変更」でpasswdコマンドを入力すると”permission denied”になってしまいました。
何か回避策をご存知でしたら教えていただけないでしょうか。
すがはらさん、初めまして。
/etc/pam.d配下のファイルはLinuxのユーザ認証部分を司っています。
そのため、/etc/pam.d以下が間違った設定の状態ではrootユーザはおろか、一般ユーザのパスワードでさえリセットすることは出来ないと推測されます。
ですので、”/etc/pam.d以下の設定を元の状態に戻すこと”を最優先で行う必要があると考えます。
私が思いつく解決方法としては、以下の通りです。
・シングルユーザモードでログインして、/etc/pam.d以下の設定を元の状態に戻す
・思い切ってOS再インストール
元の状態が分からない状態なのであれば、同一OSバージョンのcentosを別途用意し、そちらの設定を見ながら直すと良いと思います。
最悪の場合は、OS再インストールしかないかと思います。
以上、ご参考まで。