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ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
Windows同士でファイル共有を行いたい場合、以前に紹介した「隠し共有を利用する」、「共有フォルダを作成して利用する」といった方法が挙げられます。
Windowsでファイル共有するなら「隠し共有(管理共有)」を使おう!
他にも「ネットワークドライブ」といった概念もあったりして結構ややこしいんですよね。
参考 「共有フォルダ」と「ネットワークドライブの割り当て」の利便性による違いって何?
ですが、「隠し共有」は管理者権限を持つユーザのID/Passを教える必要がありますので開発用途を除き、全くもってオススメ出来ません。
(セキュリティ的にもよろしくない・・・)
というワケで、今回は「共有フォルダを作成してファイル共有を簡単に設定する方法」について書いておきたいと思います。
(Windowsサーバ側で共有フォルダを作成し、クライアント側でアクセスするといったシチュエーションを想定)
Windowsサーバ側
前提として、既にファイル共有用のユーザが存在することとします。
共有フォルダ作成 & 設定
コマンドプロンプトを起動し、共有フォルダとして利用するフォルダを任意の場所に作成します。
今回はCドライブ直下に作成します。
mkdir c:\みんなのフォルダ♪
以下のコマンドを実行し、作成したフォルダに共有設定します。
net share 共有名=共有フォルダパス /grant:必要な権限
実行例)everyoneでフルアクセス権限を与える
C:\Users\Administrator>net share みんなのフォルダ♪=C:\みんなのフォルダ♪ /grant:everyone,full
みんなのフォルダ♪ が共有されました。
これによってCドライブ直下の「みんなのフォルダ♪」が共有フォルダとなりました。
Windowsクライアント側
資格情報の登録
では、アクセス・・・。
と、行きたいところですが、このままだとログイン情報の入力を求められてしまいます。
なので、ログイン情報を先に登録します。
[コントロールパネル] – [資格情報マネージャー] を開き、
「Windows資格情報」より「Windows資格情報の追加」を押下します。
そして、作成した共有フォルダパス、アクセスに使用するユーザ情報を入力します。
これで改めてアクセスしてみると、
ログイン情報を入力することなくアクセス出来ました♪
どうですか。
簡単に共有フォルダにアクセスすることが出来たのではないかと思います。
Windowsのファイル共有は使う機会が多いので、覚えておいて損はないと思います。
Macとファイル共有するならこちら。
WindowsとMacでファイル共有する方法
以上、あいしんくいっとでした。