この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
NASをセットアップし、WindowsServer2019から共有フォルダへアクセスしようとするとエラーで接続出来ず。
pingは飛ぶんだけど、ね・・・。
ithinkit
ithinkit
エラーが出たらまだマシなほう。ひどい時はエラーメッセージすら出ずにアクセス出来ないだけ。エクスプローラにNASのIPアドレスを打ち込むと、
なぜかインターネットブラウザが開く。
といった意味の分からない事象が起きることもある模様。
NAS接続エラーの原因はゲストアクセス無効
少し調べてみると、MSのサイトで以下の記載を発見。
どうやら、Windows10以降はデフォルトでSMB2クライアントのゲストアクセスは無効になっているらしい。
参考
Windows 10、Windows Server 2016 バージョン 1709、および Windows Server 2019 の既定で無効になっている SMB2 のゲスト アクセスsupport.microsoft.com
これまで普通に出来ていたことを無効にするなんてヒドイ。。。
ゲストアクセス無効解除
NASの共有フォルダへアクセス出来ないのは非常に困るので、ゲストアクセス無効を解除します。セキュリティは高まるんだろうけど、著しく利便性が下がるのも困りもの。
ファイル名を指定して実行で「gpedit.msc」と入力し、グループポリシーエディターを起動。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [ネットワーク] - [lanmanワークステーション]の「安全でないゲストログオンを有効にする」を「無効 → 有効」に変更
「安全でないゲストログオンを有効にする」を「有効」にチェック。
設定したら、無事NASへ接続可能となった。
DOSコマンドでも設定可能
DOSのコマンドで「安全でないゲストログオン」を有効にすることも可能。
reg add HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters /v AllowInsecureGuestAuth /t REG_DWORD /d 1 /f
ただ、コマンドで設定してしまうとGPエディタとの整合性が取れなくなってしまうので、GUIで設定することをオススメする。
「安全でないゲストログオン」というフレーズが気になるけど、これでNASの共有フォルダへアクセスが可能となります。
ゲストアクセスを許可してしまうとセキュリティは低下するので注意が必要です。
WindowsのOSが新しくなると簡単なパスワードすら設定出来なくなっているので困ったもんだ。
開発環境とかだと、複雑なパスワードですら必要ないのに・・・。
【Windows】簡易なパスワードを設定!パスワードポリシーを変更する方法
ithinkit
以上、あいしんくいっとでした。