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WindowsServerからNASへ接続出来ない!「安全でないゲストログオンを有効にする」が未構成なのが原因だった

非認証のゲストアクセスがブロック

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本記事対象
WindowsServerからNASへ接続出来なくてお困りの方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

ithinkit

WindowsServerからNASへ接続出来ない!

構築したWindowsServer2022からNASへ接続出来ない事象が発生。
ネットワークエラー

エラー内容がネットワークエラー「~にアクセスできません」なのでタチが悪かった。ちなみにサーバからNASへping疎通は可能。
アクセス出来ません

ほかにも「~は見つかりません。綴りを確認して再実行してください」とか。
綴りを確認して再実行してください

ithinkit

エラー内容で原因推測するの無理ゲーすぎる・・・。

ちなみにコマンドプロンプトでアクセスしようとすると以下のエラーが出力。これくらいしっかりしたメッセージだとわかりやすい。
非認証のゲストアクセスがブロック

さて。WindowsServer2022からNASへ接続出来ない原因と対処はどうすれば良いでしょうか。

NASへアクセス出来ない原因は「安全でないゲストログオンを有効にする」が未構成

WindowsServer2016あたりから「安全でないゲストログオンを有効にする」というセキュリティ項目が出来たらしく、わざわざ「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効に設定しないとNASへ接続出来なくなりました。
「安全でないゲストログオンを有効にする」が未構成

ithinkit

セキュリティ強化は分かるけど余計なことを。

では、手順をみていきます。

「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効化

ローカルグループポリシーから「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効化します。

ファイル名を指定して実行で「gpedit.msc」
ファイル名を指定して実行

ローカルグループポリシーにて[コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [ネットワーク] – [Lanmanワークステーション] – 「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効にします。
[Lanmanワークステーション] - 「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効

有効にチェックして「OK」
「安全でないゲストログオンを有効にする」を有効

「安全でないゲストログオンを有効にする」が有効になりました。
有効になったポリシー

これでNASへアクセスできるようになりました。
NASへ接続できるようになるなった

エラーメッセージがネットワーク接続出来ないような表示なので分かりづらいですが、WindowsServer2022からNASへ接続出来ない場合は「安全でないゲストログオンを有効にする」が有効か確認してみてください。

以上、あいしんくいっとでした。

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