あいしんくいっとオススメ商品レビュー

ロリポップ!からAWSにサーバ移行して苦労した点と所感について。

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

本記事対象
ロリポップからAWSへブログを移行した感想が知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

今まで「ロリポップ!」というレンタルサーバーを借りてブログ運営していたのですが、この度「AWS」にブログを移行しました。
awsikou3

ロリポップのレンタルサーバーは安くて快適だったのですが、今後のことを考えるとAWSの方が良いと判断しました。
他にも選択肢はあったのですが、以下の点でAWSに移すことを決めました。

ロリポップからAWSへ移行した理由
  1. AWSは今後、クラウドのデファクトスタンダードになり得る存在だと思うし、勉強しておく価値があると感じたから。
  2. 以前、仕事でもAWSを使っていて、バックアップやら拡張性やら運用面を考えると何かと楽だから。
  3. 最近リリースされたEC2インスタンスタイプの「t2.nano」だと費用が安く抑えられそうだったから。
  4. ROUTE53でドメイン管理出来るから

Route53でドメイン管理は今でも行ってます。
ドメイン管理だけだと、そこまで料金はかからないのでオススメ。
ドメイン管理はAWSのRoute53で行うのが良い。管理が簡単でオススメ。

といった感じでしょうか。
でもね。AWSは決して安くは無いですよw
「t2.nano」だと常時スワップ発生してますし、どこまで行けることやら(笑)

現時点のブログへのアクセス数であれば問題なく捌けてますが、今後はどうなるか分かりません。
まぁ、そん時はサクッとインスタンスタイプを上位のモノに変更して終わりですけどね〜♪

このように「拡張性」に優れているのもAWSの良いところですね。

ロリポップからAWSへの移行で行ったこと

AWS上に新規サーバ(インスタンス)構築

お気づきの方もいるかも知れませんけど、移行にあたってはAWSのEC2インスタンス上に新規でWordPress環境を構築しました。
投稿記事やら画像やらは旧ブログのデータを移行してますが、NginxやらWordPressやらDBはイチから構築しました。
システム構成やらの記事はコチラ。
AWSのEC2でリリースされたインタンスタイプ「t2.nano」でWordPress構築してベンチとってみた。

AWSへの移行でハマったこと

それはもう、、、たくさんありました。
今まではレンタルサーバーで用意されたWordPress使ってただけでしたからね。
全部を一から(記事以外)用意するのは大変でした。
ハマったところを簡単に挙げておくと、

新/旧で同一ドメインなので検証に困った

まず最初に「どうすりゃ良いのよ?」ってなりましたね。何も知らなかったので。
結局はローカルマシンのhostsファイルにドメイン書いて解決したのですが、知ってないと分かりません♪
知ってる人は知ってるんでしょうけどね。
分かるとあとはスンナリ行きましたw

WordPressのデータ移行が上手く行かなかった

今回はWordPress謹製プラグイン?を使ってエクスポート/インポートしたのですが、色々とハマりました。
「アイキャッチが反映されない」「画像データを認識しない」などなど。
他にもあったのですが、もはや覚えておらず(笑)
WordPressやバックエンドのDBを何度も初期化し色んな方法を試したり、プラグイン入れたりで何とか対応しました。

ithinkit

大変でしたけど、勉強にはなりました♪

ブログトップページが更新されない

ブログのトップページが何をやっても更新されず参りましたね。
新しく記事を投稿しても、何故か更新されなくって。
まぁ、原因はカンタンなことでした。

本ブログ環境ではnginx+php-fpmという構成をとっていて、高速化の一環として「fastcgi-cache」というキャッシュを効かしているのですが、そのせいでトップページが更新されなくっていた、というのが原因でした。
要はトップページが見えないのをキャッシュしていたってことですね。
「キャッシュの仕組み」が分かってればどうってことないんでしょうけど。
この対応として、記事を投稿した時にキャッシュも削除してやれば良いのでカンタンなスクリプト書いてCRONで夜間に処理させるようにしました。

DNS切り替えまで結構な時間がかかって焦った

TTLの時間やDNSキャッシュも影響してるんでしょうけど、旧ブログから新ブログへ完全に切り替わるまで時間がかかりました。

t2.nanoはAMIからリストア出来ない

ちよっとマニアックな話になるのですが、AWS環境のバックアップの仕組みとして「AMI」という概念があるのですが、t2.nanoってAMIから戻せないんですね。
何故かt2.microからしか選択出来ない。
色々と弄って「AMIから戻そう」とした時にt2.nanoが選択出来なくって少し焦りました。

まぁ、新しくt2.nanoのインスタンス作ってEBSを差し替えれば解決なんですけどね。
AMIが使えないのはちょっと驚きでした。

他にもこまごましたのは一杯あったのですが、何とかAWSへ移行出来て良かったですw

とはいえ、ブログの微修正はまだまだですし、AWS環境のバックアップや監視の仕組みも整えていかないとダメなので、当面はやるコト盛りだくさんですね(笑)

ロリポップからAWSへの移行を終えて

レンタルサーバーからAWS環境に移したことだで一気に可能性が広がったような気がします。
やろうと思えば、「ELBを使って冗長構成」、「バックエンドのDBをRDS」といった感じでガチなシステム構成を構築することも出来ますし、基盤に関しては盤石になったような気がしています。
(まぁ、その分金かかるけどねw)

そして現在、、、環境移行を検討中・・・?

AWSに移行して3日ほど経ちました。
何気な~くAWSの請求明細を除いてみたところ・・・。
え?????予想以上に高い(笑)
awsikou4
EC2の料金はこんなもんだと思ってたので良いんですけど、データトランスファー(データ通信料)が高い、高すぎる~!
3日足らずで600円近くって、どういうこと?

ちなみに本ブログは1日のPVが3,000ほど。
このままAWSで運用するのは無いわ~。破産してしまう・・・。

ブログ破産の記事はこちらに書いてます(笑)
個人ブログ運営にAWSの料金は高すぎるのかも知れない・・・。


というワケで、ここまで書いておいてなんなんですけど、、、またサーバ乗り換えるかも知れません。
せっかく移行したばかりですし、しばらくは様子見ですがね(ガクガクブルブル)
もし、このまま行くなら、最低でもリザーブドインスタンスの契約とか考えないとなー。

サーバのご利用とご計画は慎重に・・・

MEMO

今はさくらのVPSでkusanagiを構築して本ブログを運営しています。
さくらのVPSを利用したKUSANAGI構築手順について

以上、あいしんくいっとですた囧rz

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)