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ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
VMware ESXiを使っていると、たまに「仮想マシンをクローンして使いたい」場面に遭遇することがあります。
新しく仮想マシンを構築するのも面倒だし、仮想マシンをクローン出来ると大変有難いのです。
ですが、無償版のESXiだと「WebClient」が使えず、クローンすることも出来ません。
(vCenterServerがないとクローン機能は利用出来ません)
VMwareのスナップショット機能はバックアップではないのですが、”バックアップっぽく” 使えます。
ただ、スナップショットはバックアップではないですし、多用するとデータストアの逼迫、仮想マシンの動作に影響するので多用はオススメ出来ません。
ですが、ストレージ(データストア)にある仮想マシンデータを直接コピーしてインベントリに追加してやれば、クローンに近い機能を利用することが出来ます。
データストアの仮想マシンデータをコピー
の順に選択。
任意のデータストアを選択し、「データストアの参照」をクリック。
「/」を選択した状態でフォルダ作成ボタンをクリックして、
コピー先となるフォルダを任意の名前(半角英数字)で作成。
コピーしたい仮想マシンのフォルダを選択し、フォルダ内のデータを全て選択。
先ほど作成したフォルダを選択し、「貼り付け」。
仮想マシンのデータ容量や環境にも依存するとは思いますが、私の環境だと5分くらいでコピー出来ました。
仮想マシンをインベントリに登録
コピーした仮想マシンの「〇〇.vmx」ファイルを右クリックして、「インベントリへの追加」をクリック。
仮想マシンの表示名に任意の名前を入力し、「次へ」をクリック。
任意のリソースプールを選択し「次へ」をクリック。
サマリ画面を確認し、問題なければ「終了」をクリック。
仮想マシンがインベントリに追加されることを確認します。
コピーした仮想マシンを起動
データストアでコピーした仮想マシンを起動します。
起動させると、以下のメッセージが出力されるので「コピーしました」を選択し、「OK」クリック。
新規で作成する場合はコピーを選択します。「移動、コピー」それぞれ挙動が異なるので注意してください。
これでコピーした仮想マシンを起動させることが出来ます。
この状態だと仮想マシンをまるまるコピーした状態なのでIPアドレスまで同じで起動してしまいます。
なので、IPアドレスやMACアドレスを変更する必要があります。
仮想マシンコピー後の作業はコチラを参照♪
ESXi6で仮想マシンコピー後に行う作業について
以上、あいしんくいっとでした。