Windowsのcopyコマンドでファイル結合が出来る！

ども。あいしんくいっと（@ithinkitnet）です。

Linuxだと「cat」コマンドを使うことによってファイル内容を結合表示することが出来ます。
例えば、こんな感じで。

# cat abc.txt def.txt
abc
def

Linuxでいう「cat」コマンドを使った結合表示ですが、Windowsでもcopyコマンドを使うことで結合表示出来ます。

Windowsでは「copy」コマンドを使う！

Windowsの場合は「copy」コマンドのオプションで”+”を使います。
例えば、テキストファイルが2つあったとします。

C:\Users\okamotot\Desktop>type abc.txt def.txt
abc.txt
abc

def.txt
def

2つのファイルの内容を結合表示したい場合はcopyコマンドを使います。ちなみに”+”オプションの前後の空白はあっても無くても大丈夫です。

C:\Users\okamotot\Desktop>copy abc.txt + def.txt
abc.txt
def.txt
1 個のファイルをコピーしました。

この場合、abc.txtに2つのファイル内容が結合されます。

C:\Users\okamotot\Desktop>type abc.txt
abcdef

他に2つのファイルを結合して新しいファイルを作成したりも出来ます。

C:\Users\okamotot\Desktop>copy abc.txt + def.txt abcdef.txt
abc.txt
def.txt
1 個のファイルをコピーしました。

この場合、abcdef.txtに2つのファイル内容が結合されます。

C:\Users\okamotot\Desktop>type abcdef.txt
abcdef

さらにワイルドカード指定も出来たりするので便利です。

C:\Users\okamotot\Desktop\work>copy a*.txt + d*.txt ghi.txt
abc.txt
def.txt
1 個のファイルをコピーしました。

copyコマンドを利用したファイル操作系のコマンドを覚えておくと、何かのときに役立つかも知れません。

以上、あいしんくいっとでした。