ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
Windows10のクライアントHyper-Vは手軽に自分だけの仮想環境を手に入れることが出来るので、とっても便利です。
ですが、単に仮想マシンを起動して利用するだけでなく、チェックポイントやエクスポート/インポートといった機能を使いこなすことによってクライアントHyper-Vの利便性はさらに高まります。
というワケで、今回は「クライアントHyper-Vでのエクスポート/インポート」について書いておきたいと思います。
仮想マシンの状態を保存出来るチェックポイント。
チェックポイントだけでもじゅうぶん便利だけど、エクスポート/インポートはもっと便利。
Windows10のクライアントHyper-Vでエクスポート/インポート
仮想マシンをエクスポートしておくことでバックアップ変わりにもなるし、エクスポートしたデータを他のPCにインポートしたりすることも出来ます。
例えば、「自宅PCの仮想マシンを会社PCでも使う」なんてことも可能になります。
クライアントHyper-Vでエクスポート
クライアントHyper-Vでエクスポートにかかる時間は一瞬です。
しかも、オンラインでのエクスポートも出来てしまうという・・・。
エクスポートデータ容量についてですが、20GBの領域を確保した仮想マシンを使ってエクスポートしたところ、エクスポートされたデータは2GB弱という感じでした。
エクスポートされたフォルダの中身はこんな感じ。
エクスポートしたデータを他のPCに送る場合、回線速度に期待出来ないのであれば、移行媒体として「USB3.0のUSBメモリ」を使うも良いかも知れません。大体10MBくらいで書き込んでくれます。
クライアントHyper-Vでインポート
では、USBメモリにコピーしたインポートデータを別PCにコピーして、インポートしてみたいと思います。
それにしても当たり前だけど、読み出しは速いわ~w
移行先PCのHyper-Vマネージャを起動し、仮想マシンをインポートします。
先ほどコピーしたインポートデータフォルダを選択します。
インポートする仮想マシンが選択されていることを確認します。
インポート種別を選択します。
ここでは「仮想マシンをインプレースで登録する」を選択しました。
移行元PCにあった仮想スイッチが無いためにエラーが出ますが、無視してそのまま進めます。
サマリ画面を確認し、問題なければ「完了」をクリックします。
するとインポート処理が実行されます。
エクスポート処理と同様にインポート処理も一瞬で完了します。
このままの状態だとネットワーク接続が無いのですが、OSの起動確認だけしてみたいと思います。
仮想マシンの起動ボタンを押すと、エクスポートした瞬間の状態で起動してきました!
特に問題はないのでしょうけど、可能であればOS停止した状態でエクスポートした方が良さそうです。
いかがでしたか。
クライアントHyper-Vのエクスポート/インポートはとっても簡単かつ一瞬で実行出来るので、他のPCへの移行も楽々行うことが出来ました。
エクスポートはオンラインでも実行出来るので、バックアップ用途としても使えるように思いました。
あと、問題となるのはネットワーク部分ということになりますが、それはまた別の機会で記事にしたいと思います。
以上、あいしんくいっとでした(‘◇’)ゞ
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