ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
あまり知られてないですが、Linuxでいうwgetやcurlといった「ファイルをダウンロードするためのコマンド」として、Windowsにも「bitsadmin」というコマンドが用意されています。
bitsadminコマンドを知っておくと、スクリプトを使って自動でファイルをダウンロードさせたりすることが可能になるので知っておいて損は無いかと思います。
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DOSコマンド「bitsadmin」
BITSAdmin is deprecated and is not guaranteed to be available in future versions of Windows.
Administrative tools for the BITS service are now provided by BITS PowerShell cmdlets.
BITSサービスの管理ツールは、BITS PowerShellコマンドレットによって提供されるようになりました。」だそう。
ずっとbitsadminコマンドを使いたいなら、将来的にはPowerShellで実行する必要がありますよってことですね。
bitsadminコマンドの使い方
使い方は下記の通り。
詳しくは「bitsadmin /?」でコマンドヘルプを確認してください。
bitsadminコマンド実行例
ジョブ名:任意
URL:http://mirror.centos.org/centos/7/os/x86_64/GPL
ダウンロード先:D:hogeGPL
(ファイル名までフルパス指定する必要あり)
PowerShellコマンドレット「Invoke-WebRequest」
PowerShellの場合は「Invoke-WebRequest」というコマンドレットが用意されています。
Invoke-WebRequestコマンドレットの使い方
Invoke-WebRequestの使い方は下記の通り。
詳しくは「get-help Invoke-WebRequest」でコマンドヘルプを確認してください。
Invoke-WebRequestの実行例
ジョブ名:任意
URL:http://mirror.centos.org/centos/7/os/x86_64/GPL
ダウンロード先:D:hogeGPL
(ファイル名までフルパス指定する必要あり)
Invoke-WebRequestについては以下の記事も見てみてください。
【Windows】PowerShellでファイルダウンロードする方法
Windowsでコマンドを利用してデータダウンロードしたい場合、DOSコマンドなら「bitsadmin」、PowerShellコマンドレットなら「Invoke-WebRequest」の2種類が用意されていますので、用途によって使い分けると良いですね。
Windowsでも「ファイルをダウンロードするためのコマンドがある」ということを知っておくだけでも、いざというときに役立つかも知れませんのでぜひ覚えておいてください。
以上、あいしんくいっとでした。