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ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。
今回はvSphereClientでESXi5.5へ接続出来なくなった時のことについて書いておきたいと思います。
vSphere ESXi6.5U1以降、vSphereClientでの接続は出来なくなりました。
ブラウザベースのWebClient、もしくはHostClientを利用しましょう。
クリック可能な目次
ESXi5.5にvSphereClientで接続出来なくなった・・・
ある日、我が家のESXi5.5にvSphereClientで接続する事が出来なくなりました。
ESXiに接続しようとすると、こんなエラーが・・・。
「vSphereClientが◯◯に接続出来ませんでした。不明な接続エラーが発生しました〜」
トラブルシューティング開始
ithinkit
これは一体、と思いping疎通を確認すると疎通は出来る模様・・・。
とは言え、vSphereClientでESXiへ何度接続を試みてもエラーになるので、仕方なくESXiホストを再起動する事に。。。
ESXiホスト再起動後、再度vSphereClientで接続を試みるも、やはり接続出来ず・・・。
ithinkit
ESXiに接続出来なくて途方に暮れる
その後、ESXホストのコンソールでシステムログを一通り見るも特に目立ったエラーは見当たらすに途方に暮れる。
ネットで色々調べて見て、ブラウザでhttps接続を試してみたりするも結局は接続出来ず・・・。
ithinkit
なんて考えていたのですが、ふとESXiにSSH接続してみると、なんと接続出来た!
ESXiに接続出来ない原因が判明
SSH接続して、仮想マシンのホスト名を見た瞬間にすべての謎は解けた!
そう、接続出来なくなる前にこの仮想マシンを作成していて、IPをESXホストと同一のものにしていた事を。
結論として、仮想マシンがESXホストのIPアドレスを奪ってしまっていた!
しかも、ご丁寧にその仮想マシンはESXホストが起動すると自動起動するようにセッティングされていた。
ithinkit
自分の馬鹿さ加減に呆れつつ、仮想マシンに「shutdown -h now」とぶちかまし、vSphereClientで接続出来るようになったのでした。
ESXiホストと同一IPの仮想マシンは構築してはいけない!
と、今回は自分で構築したにも関わらずにESXホストのIPアドレスをうっかり失念していた挙句、うっかり仮想マシンに同一IPを付与してしまい、そしてうっかり仮想マシンを自動起動させていたという3重ミスが招いた障害であった。
ithinkit