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Windowsでロボコピーバッチを作成してUSBメモリにバックアップ

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本記事対象
robocopy(ロボコピー)バッチを作成してUSBメモリにバックアップしたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

仕事で使っているノートパソコンを別のノートパソコンに交換する必要が出てきました。

そこで、

ithinkit

必要なデータまとめてUSBメモリに入れてデータ移行してやろう!

と考えました。

でも、日々作業していくと当然ですが、差分データが発生します。

そこで登場するのが「robocopy (ロボコピー)」となります。

「ノートパソコン交換日にガッツリデータ移行!」となるとさすがに時間がかかりすぎるので、日次robocopy流してちょこちょこ差分データ移行して行きたいと思います。

USBメモリにrobocopy

あれこれ考えるのが面倒なので、デスクトップを丸ごと移行対象とし、バックアップしとこうと思います(笑)

USBメモリに4GB以上のデータをバックアップするならファイルシステムの変更が必要かも。
USBメモリに4GB以上のデータが置けない場合の対処方法

robocopy実行環境

OS USBメモリ
Windows 7 Pro Transend 16GB

移行対象データ容量: デスクトップまるごと5GBちょい。
デスクトップのプロパティ

注意

場合によってはUSBメモリの使用が禁止されている場合があるので注意!

robocopy利用時の注意点

robocopyを利用する際の注意点をザッと挙げておきます。

  • コピー元、コピー先は間違えない
  • なるべくコピー対象データは減らす
  • コピーエラーは無視する(個人バックアップだしw)

ithinkit

まぁ、当たり前の事ばかりだよなぁ。

こちらでrobocopy使う上で知っておきたいことをまとめてます。
確認しておいてください。
robocopyでデータ移行する上で絶対に知っておきたい11つのこと

robocopyコマンド

robocopyコマンド

robocopy コピー元> コピー先> オプション多数>

robocopyはオプション多。詳しくはコマンドヘルプ参照。

で、今回はこんな感じで行くことにしますw(適当)
以前も紹介したオプションもありますが、改めて。

使用するrobocopyコマンド

robocopy コピー元> コピー先> オプション多数> /MIR /R:0 /XX

/MIR・・・ミラーする
/R:0・・・エラーを無視(コピー出来るものだけコピー)
/XX・・・コピー先にだけ存在するファイルとディレクトリを除外

robocopyでデータ移行

robocopyコマンドを実行したいと思います。

robocopyコマンド

robocopy C:\Users\hoge\Desktop D:\Backup /MIR /R:0

上記の場合、Cドライブのデスクトップフォルダ以下がDドライブ(USBメモリ)のDesktopフォルダとしてコピーされます。
/XX オプションを外しました。

注意

大事な事なんでもう一度。くれぐれもコピー元、コピー先の指定は間違えないでくださいね。死ねます(笑)

robocopy初回実行時は結構な時間がかかりました。時間にすると30分位でしょうか。
robocopy初回実行結果

でも、robocopyの真価が発揮されるのは2回目以降。2分位で終わりました。
robocopy2回目実行結果

robocopyの特性上、「差分が多くなればなるほど比例してコピーに時間がかかる」ということは頭に入れておく必要はあると思います。

面倒なのでrobocopyバッチ化

毎回コマンド入力するのは面倒&間違いのもとなので、こんな感じでバッチ化しておくと便利です。
バッチと言っても単にコマンド並べてるだけですけどね。エラーが無いことを確認するため、ログ出力するようにしました。

例)Robocopyバッチ

set cpy-src=コピー元のパス>
set cpy-dst=コピー先のパス>
set logfile="D:\%date:~0,4%-%date:~5,2%-%date:~8,2%_robocopy.log"
robocopy %cpy-src% %cpy-dst% /MIR /R:0 /LOG+:"%logfile%"

robocopyログを出力するとコピー内容の確認が出来るので便利です。
robocopy実行ログ

このバッチを日次で実行すれば、当日にフルコピーする手間もなくなるし、データ移行漏れも防げると思います。

差分コピーにはrobocopy

ithinkit

robocopyは非常に便利なコマンドなので、ぜひ覚えておいて下さい!

以上、あいしんくいっとでした( ̄(工) ̄)

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