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WindowsおよびLinuxにおけるプロキシ設定方法について

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本記事対象者
WindowsおよびLinuxにおけるプロキシ設定方法について知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

ithinkit

プロキシの設定方法が知りたい。

企業でインターネットを使う場合、「プロキシ経由じゃないとダメ」ってケースが比較的多かったりします。
そんな時、WindowsやLinuxではプロキシをどう設定すれば良いのでしょうか?

という訳で今回は「WindowsおよびLinuxでのプロキシ設定」について書いておきたいと思います。

WindowsおよびLinuxでのプロキシ設定

Windowsのプロキシ設定

Windowsの場合はIE(インターネットエクスプローラ)に設定します。

IEで設定

[インターネットオプション]-[接続タブ]-[LANの設定]

IEのインターネットオプションをクリック。
ブラウザのインターネットオプション

接続タブを選択し、「LANの設定」をクリック。
LANの設定

「LANにプロキシサーバを使用する」にチェックし、プロキシサーバ情報を入力。
「LANにプロキシサーバを使用する」にチェック

上記はIEの場合ですが、CromeやFirefoxも大体同じ。

IEのプロキシ設定はコマンドでも設定出来るみたいですね。

参考 Internet Explorer のプロキシの設定をコマンドで実行する方法

MEMO

WindowsUpdateでプロキシパックは使えないので注意しましょう
WindowsUpdateにプロキシパックは使えない!プロキシサーバーを直接指定する必要あり

Linuxのプロキシ設定

CentOSを例としたプロキシ設定を記載しておきます。
GUI環境であれば、Windowsの場合と同様にブラウザに設定すれば良いのですが、CUIの場合はコマンドもしくは設定ファイルの編集が必要になります。

一時的なプロキシ設定

一時的なプロキシ設定であれば、コマンド一発で設定出来ます。

ユーザ認証がある場合

export http_proxy=http://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
認証不要(ザル)な場合(笑)

export http_proxy=http://<IPアドレス>:<PORT番号>

あと、https通信も必要な場合が多いので合わせて設定しておきましょう。

ユーザ認証がある場合

export https_proxy=https://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
認証不要(ザル)な場合(笑)

export https_proxy=https://<IPアドレス>:<PORT番号>

恒久的なプロキシ設定

一時的なプロキシ設定の場合、OS再起動したり、ログアウトしたりするとプロキシ設定が消えてしまいます。
なので、恒久的にプロキシ設定する場合はファイルに書いておきます。

設定するファイルによってユーザ全体、ユーザ個別にそれぞれプロキシ設定をすることが出来ます。

全ユーザにプロキシ設定
/etc/profile.d以下に下記のようなファイルを作成します。
こちらもhttpsも合わせて設定しておきましょう。

proxy.sh

export http_proxy=http://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
export https_proxy=https://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
もしくは、
export http_proxy=http://<IPアドレス>:<PORT番号>
export https_proxy=https://<IPアドレス>:<PORT番号>

コマンド内容をそのままファイルにする感じです。

ユーザ毎に設定
各ユーザのホームディレクトリ直下の.bashrcに追記

.bashrc

export http_proxy=http://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
export https_proxy=https://<ユーザID>:<PASS>@<IPアドレス>:<PORT番号>
もしくは、
export http_proxy=http://<IPアドレス>:<PORT番号>
export https_proxy=https://<IPアドレス>:<PORT番号>
プロキシ設定前)

[root@centos7 ~]# yum check-update
読み込んだプラグイン:fastestmirror
Repodata is over 2 weeks old. Install yum-cron? Or run: yum makecache fast
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.2.1511/os/x86_64/repodata/repomd.xml: [Errno 12] Timeout on http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7.2.1511/os/x86_64/repodata/repomd.xml: (28, 'Resolving timed out after 30385 milliseconds')
他のミラーを試します。
プロキシ設定後)

[root@centos7 ~]# export http_proxy=http://192.168.11.3:8080
[root@centos7 ~]# yum check-update
読み込んだプラグイン:fastestmirror
Repodata is over 2 weeks old. Install yum-cron? Or run: yum makecache fast
base | 3.6 kB 00:00
extras | 3.4 kB 00:00

これでWindows、Linuxともプロキシ経由でインターネットに繋がるようになります。
プロキシ環境でインターネットすることも少なくないので、WindowsとLinuxのプロキシ設定を知っておくと何かと捗ります。

ithinkit

ぜひ、覚えておきましょう!

以上、あいしんくいっとでした( *´艸`)

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