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RaspberryPi2でPostfixをインストールしてメール送信する方法

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ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

RaspberryPi2で本ブログのバックアップ取得したり、Twitterのフォロー/アンフォローしたりといった処理をさせてるのですが、基本的にはほったらかしなので、処理に失敗してても気づかないことがしばしば。

なので、処理に失敗したらメールで知らせることが出来るよう、Raspberry Pi 2にpostfixを入れてメールを送れる環境を作りたいと思います。

RaspberryPi2でPostfixをインストールしてメール送信する方法

RaspberryPi2でのPostfix設定手順

Postfixインストール

SSHでRaspberryPi2に接続し、以下のコマンドでPostfixをインストールします。

# apt-get install postfix

対話的なインストールに切り替わるので、必要に応じて設定していきます。
s-07ad7eb4-eeb8-43dc-b1b7-948b260ae319_201610082325
後ほど設定するのでここでは「設定なし」として先に進めます。
s-b677006b-39ce-4c72-affb-c2e34b4f5c93_201610082325
以上でインストールが完了です。
s-835c49cb-53c3-4c0a-a80e-18f956bcb66a_201610082325

Postfix基本設定

上の画面に記載がありますが、デフォルトだとpostfixの設定ファイル「main.cf」が存在しないためコピーして作成します。

# cp /usr/share/postfix/main.cf.debian /etc/postfix/main.cf

では、「main.cf」を編集していきます。

# vi /etc/postfix/main.cf

必要最低限の設定を/etc/postfix/main.cf に追加します。

inet_interfaces = all
inet_protocols = ipv4
mynetworks = 192.168.11.0/24, 127.0.0.1

postfix再起動

#  /etc/init.d/postfix reload

メール送信テストをするため、mailコマンドを含んだパッケージ「mailutils 」をインストールします。

# apt-get install mailutils

メールテストするも飛びません・・・。

# echo "This is test mail." | mail -s "test" メールアドレス

プロバイダのメールサーバへメールリレー

どうも、単にメールサーバの設定をするだけではメール送信出来ない模様・・・。

Oct  9 08:30:55 ithinkit postfix/smtp[3976]: BE9787FC3D: to=<メールアドレス>, relay=none, delay=489, delays=483/0.05/6.3/0, dsn=4.4.1, status=deferred (connect to mx2.mail.yahoo.co.jp[182.22.12.117]:25: No route to host)
Oct  9 08:30:56 ithinkit postfix/smtp[3974]: connect to mx5.mail.yahoo.co.jp[183.79.16.246]:25: No route to host

色々調べた結果、プロバイダのメールサーバにリレーしてやると行けそうな模様・・・。
ちなみに我が家のプロバイダはeo光です。

参考 自宅サーバから eo 光の SMTP サーバにメールをリレーする

プロバイダのメールサーバへの接続のためにsaslパッケージをインストールします。

# apt-get install sasl2-bin -y

認証に必要となる認証用ファイルを作成

# vi /etc/postfix/sasl_passwd
[smtpauth.eonet.ne.jp]:587 <パスワード>

作成した認証用ファイルを反映

# postmap /etc/postfix/sasl_passwd

postfix再起動

#  /etc/init.d/postfix reload

最終的な/etc/postfix/main.cf の設定は以下の通り。

inet_interfaces = all
inet_protocols = ipv4
mynetworks = 192.168.11.0/24, 127.0.0.1
relayhost = [smtpauth.eonet.ne.jp]:587
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_mechanism_filter = plain, login, cram-md5
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd
smtp_sasl_security_options = noanonymous
unknown_local_recipient_reject_code = 550

テスト的にメール送信してみると無事にメール送信出来ることが確認出来た。
これで何らかの処理に失敗したときのリカバリが捗りそうだわw
s-2b17dcaf-9a1f-4f52-8e43-c3c3d82afff8_201610082325
ただし、ドメイン設定もしてないので迷惑メール扱いなのが何とも(笑)
まぁ、とりあえずはGmail側の設定でしのいでおこw

以上、あいしんくいっとでした( *´艸`)

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