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ESXi6で仮想マシンコピー後に行う作業について

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本記事対象者
仮想マシンをコピーした後に行うべき作業を知りたい方

ども。あいしんくいっと(@ithinkitnet)です。

前に「ESXi6で仮想マシンをカンタンにコピーする方法について」といった記事を書きました。
ESXi6で仮想マシンを簡単にコピーする方法について

その後、ネットワーク設定周りを確認したところ、MACアドレスはキチンと変更されていたので、「IPアドレスのみを変更すれば良い」ということが分かりました。
なので、今回は仮想マシンコピー後の作業について書いておきたいと思います。

注意

あくまで個人的な検証しかしていないので、本手順を行う場合は自己責任でお願いします。

仮想マシンコピー後に行う作業について

注意

コピーした仮想マシンを普通に起動させるとIPアドレスが同じなので「IP競合」してしまいます。
なので、コピーした仮想マシンの「NICアダプタ」のチェックを外して起動させ、コンソールから作業して下さい。

Evernote Camera Roll 20151127 083838

仮想マシンにてMACアドレス変更確認

MACアドレスがキチンと変更されていることを確認します。

コピー元)

# ip a | grep link/ether
link/ether 00:0c:29:2d:66:d2 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
コピー先)

# ip a | grep link/ether
link/ether 00:0c:29:dd:18:f1 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
注意

コンソールにて確認

vSphereにてMACアドレス変更確認(GUI)

コピー元とコピー先で別のMACアドレスが設定されていることを確認します。

コピー元)
Evernote Camera Roll 20151125 082430

コピー先)
Evernote Camera Roll 20151125 082454
見る限り、バッチリ変更されています。
何のため、ESXi側で払い出されたMACアドレスと仮想マシン側に割り当てられたMACアドレスが一致することも見ておきます。

IPアドレス変更

今のままだと、「コピー元とコピー先のIPアドレスがバッティングした状態」ですので、コピー先のIPアドレスを任意のものに変更します。

コマンド

nmcli c modify 接続名 ipv4.address IPアドレス/サブネットマスク
コマンド実行例)192.168.11.126/24に変更する場合

# nmcli c modify eno16777984 ipv4.address 192.168.11.126/24

CentOSのIPアドレス設定変更については以前の記事を参考してください。
CentOS7のIPアドレスを変更する手順について(恒久的/一時的)

NICアダプタのチェック入れて仮想マシン起動

作業前に外しておいたNICアダプタのチェックを入れてコピーした仮想マシンを起動させます。
Evernote Camera Roll 20151125 082454 (1)

注意

コピー元、コピー先それぞれで正しいNW設定になっていることを確認してください。

接続確認

仮想マシンに接続できることを確認します。
コピー元、コピー先とも正常に接続出来ることを確認します。

無償版ESXi環境で仮想マシンのデータストアを変更する手順。
【ESXi】仮想マシンのデータストアを移動する簡単な方法


いかがでしたか。
仮想マシンをコピーした後は今回の手順を必ず行うようにしてください。

以上、あいしんくいっとでした。
ESXi6で仮想マシンを簡単にコピーする方法について

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